生うどんつちやの最後の営業

 少し前ですが、鹿屋の有名な飲食店の創業者、通称「ひげのマスター」が亡くなったというニュースがありました。

 同じ鹿屋市で飲食店をしている身として、ひそかに背中を追いかけていた飲食店です。マスターは亡くなる直前まで、お店に立ち、ぼくが作っているフリーペーパーも読んでくれていると聞いていたので、残念でなりません。あらためてご冥福をお祈りいたします。

 考えてみれば個人の飲食店の店主が亡くなったことがニュースになるなんて、すごいことです。聞いたことありません。鹿屋市で同じような店が他にあるでしょうか。それほどマスターはお客さんや地域の人たちから愛されていたのでしょう。 これは、飲食業として一つの到達点だと思います。

  もしぼくが死んだら、どうなるんだろう。で、ちょっとだけ妄想しました。

 「鹿屋のうどん屋の主人、死去。なお、生前の本人の強い希望により、店では“鎮魂うどんセール”が開催される予定です。セール中は店主の遺灰をうどんに練り込んだ『鎮魂うどん』が香典代もふくめて一杯五〇〇〇円で常連さんには振舞われるようです。」

 そのときは常連さんたち、お待ちしております。いや、そのときは常連さんの前に保健所がやってきそうですね。

 冗談はさておき、ぼくもひげのマスターのようにお客さんや地域の皆さんから愛されるような店になれるように、これからもがんばっていきたいと思います。

 こんなブログ書いているようじゃ、それもあやしいですが、これからもよろしくお願いします。

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